4月3日の朝

週末はボランティアで老人ホームの泥掃除。この泥というものは予想以上に本当に厄介でした。手でも摑めないし、かつ細かい所に詰まると硬くなって手でも剥がれなくなる。本当は大量の水で水圧で流す事をやらないと、すっかりキレイにはならない。水が出ない地域はまだまだあるから、本当に大変だろうな...。けどとにかくやり続けるしかない作業。そんな家がまだまだ無数にあると思うと、先は本当にまだまだ長い。けどやり続けてる人達が今日もいます。
昨日は街で落語を聞きに行ってきました。東京から夜行バスで駆けつけてくれたそうです。こういった状況でも避難所からも「落語やらないんですか?」という問い合わせがあったそうです。年配の方たちにはすごく良い気分転換かも知れないです。TVではまたしょうもないバラエティ番組が始まってきました。原発を初めとする報道番組にも辟易してましたが、再開した諸々のくだらない番組には更にがっかりしてます。「全てが元に戻っていく復興」ではなく、無駄だったものは切り捨ててよりシンプルで地元に密着した復興が必要なのではないか...と思います。そういう意味で東京からその新しい姿勢を見せて欲しい。だって都会で住む人たちの生活を支えてたのは、今回被災された地域の人たちが育んでた農作や酪農や漁業などの第1次産業だったのだから。
やっさん