4月8日の夕方

昨日の余震はヘビーでした。5階の我が家はまるで巨大ドリルで下からドカドカ突き上げられてるかのような、激しい揺れ方でした。寝てたんですが、一瞬のうちに目が覚めました。意識0→100の切り替えを強制的に行ったせいか、非常に頭痛を感じながら、次々に物が落ちていくのを見てるしかありませんでした。照明が徐々にスーッと落ちていき、街の明かりも落ちていて、また暗闇の中ラジオを聞くしかありませんでした。実家に電話が繋がると、親父は再び眠りに入ってました。あーだこーだ嫁さんと話したり、とりあえず暗闇の中片付けたりして、深夜2時頃寝ました。
今日はとりあえず片づけしようと思い、ボランティアに行かずに片付けしてましたが、意外とすぐに電気と水道が復旧。とりあえずまたすんなり元通り。街も何事も無かったように通常の雰囲気になってました。しかしガス復旧もまた遅れそうなので、ついにガスコンロを買いました。もっとはやく買ってもよさそうなものでしたが。東北の多くの地域でまだ停電してるみたいですが、電気が有るのと無いのとでは心理的にも大違いなので、早く復旧する事を心から願います。
ツイッターでも僕が書いてたんですが、過去の日本の巨大地震で26日目に巨大余震が来てるという統計があって、ちょっと気持ち的には意識してたんですが、まさか本当に来るとは。これからは統計を信じようかなという気持ちになりましたね。




写真は今週行った多賀城ボランティアの現場。多賀城は本当に過酷な状況...。県外からのボランティアが沢山来てくれている。感謝です。おととい仕事辞めて東京から来たという若人とも話したり。仙台のホテルはいっぱいで予約とるの大変みたいです。
民家の泥掃除という事で行ったんですが、部屋の中には信じられないくらい滅茶苦茶に散乱した家具があり、何とかマンパワーでそれらを運び出す。ガスのメーターとかも落ちてたりする。どこからか流されてきたコンデンサーが大量に散乱してる。一番危険なのは窓ガラスなどが泥の中に散乱してるのでそれらを集める。釘とかも出てるので注意。冷蔵庫の中の食べ物も腐ってて、それらの悪臭と汚水液が結構きつかった。海のヘドロを巻き上げてきた泥の匂いもなかなかきつい。まだまだこんな家が沢山あります。
やっさん